図との照合がおこなわれる。その際の検査は、設計図と同じに施工がされているかどうか、 といったことが合格の基準となってくるので、検査に合格してさえいれば、実際の建物も設 計図どおりということになる。 マンションの設計図は「設計図害」とよばれ、普通は「仕様書」「設計図」「構造計算書」 の3部から成り立っていて、3部をあわせるとかなりの分量になる。 「仕様書」や「構造計算書」には、建築でつかう建材の品質の基準や構造計算式などが書か れている。しかし、マンションの大まかな構造を調べるだけならば、「設計図」のなかにふく まれている「構造図」とよばれるものをみるだけでじゅうぶんだと思われる。 この「構造図」というのは「いわば〃マンションの解剖図″ともいえるもので、そこには 人間の骨格をレントゲン写真で写したような、マンションの骨組みや組み立て方、壁のコン クリートの厚みなどがくわしく書かれている。 「構造図」などというと、ずいぶんむずかしそうな印象を受けるかもしれないが、実際はそ れほどむずかしいものではない。見方のコツさえわかってしまえば、専門家でなくとも意外 と簡単に理解できる。
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